タンスや食器戸棚の裏のそうじは、定期的にするのがおすすめです。
「引っ越しの時になってはじめて位置をずらしたら、すごいホコリだった」
という経験のある人も多いと思います。もし引っ越しがなければさらにそのままになっていたかもしれませんね。
衣装ケースの隙間や、下のちょっとしたスペースにも埃は溜まりやすいです。
先日、自宅の洋服棚を少し動かして掃除したら、ホコリと同時に、ゴキブリの死骸が一つ出てきました。ゴキブリ対策グッズの薬剤の効果もあって、そこで力尽きたのでしょう。その隙間に住みついていなくてホッとしました。
こんな近くで一緒にゴキブリと過ごしていたと思うと、気分の良いものではありませんね。
今回は、家具の裏の掃除とゴキブリ対策について書きたいと思います。
家具の裏から出てくるもの
狭い隙間でも、かなり汚れがたまります。ホコリだけでなく、ゴミや落とし物や、ときにはゴキブリの痕跡が見つかることもあります。
特に台所の場合、ホコリに混じって油汚れがネットリとついてしまうこともあります。揚げたり炒めたりしたときの油の粒子が部屋の隅にまで飛んできてしまうのですね。
油汚れは、時間が経つと取れにくくなってしまうので、何年もためてしまわず、定期的にそうじして取り除いてきれいにしておきたいものです。
【家具の裏にあるもの】
・ホコリ
・ゴミ
・油汚れ(とくに台所)
・ヘアピン、ゴム、ペン、小銭などの落とし物
・虫の死骸(ゴキブリ など)
・ゴキブリの卵やフン
ほとんどがホコリですが、失くしたと思っていた物が見つかったり、小銭などが出てきたりすることもあるので、「そうじして良かった」と思うことが多いです。
ゴキブリのフンや卵が出てきたら要注意
そうじしていて、ゴキブリの卵やフンが見つかった場合には注意が必要です。
フンがあるということは、近くでゴキブリが生活してたということですし、卵があるとこれからゴキブリが増える可能性があるからです。
時々、ゴキブリの卵をよく見てみると、すでに空になっていることがあります。すでに遅かったパターンです。
まだ中身のある卵は、早めに取り除いて処分してしまいましょう。放置しておかないほうが良いです。
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また、家具の裏のスペースとはいえ、ホコリやゴキブリのフンがそこにたくさんあるという状態は不衛生です。ほとんどそこに溜まった状態ですが、一部は生活する空間にいくらか混じってしまう可能性が高いからです。
とくに、咳がよく出る人、アレルギーのある人は、一見わかりにくい家具の裏にホコリが溜まっていないか確認しておくと良いかもしれませんね。
大掃除のときにチェックしてみよう
毎回のそうじで家具を動かして掃除するのは難しいので、定期的に部屋のスミの方を重点的に掃除するように決めておくと良いかもしれませんね。
時間が経つと、前回はいつ掃除したのかを忘れてしまいやすいので、「年末の大掃除のときに必ずきれいにする」などと決めておくと、少なくとも年に一回の頻度できれいにできます。
部屋の使用状況にもよりますが、一年のうち2、3回くらいの頻度のほうがもっときれいになります。
衣替えや季節の変わり目などを目安に掃除するのも良さそうです。
合わせて、衣類の虫の対策もできると思います。
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まとめ
棚の裏のそうじは、寝室の場合、きれいな空気の中で過ごすため、台所の掃除は、食中毒やゴキブリ繁殖予防のためにもなります。
あまりホコリや汚れをためない方が掃除しやすいですよ。
また、ぱっと見では見えない部分でもそうじすると、気分が良いですし、空気もきれいになったような感覚にもなるのでおすすめです。
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