ゴキブリのニオイがあるのを知らずに過ごしている人も多いですが、実はゴキブリのニオイをかいだことのある人は多いかもしれません。
それがゴキブリのニオイだと知らないだけです。
知らないでいたほうが、怖くないという場合もありますが、ゴキブリ対策をするには、かぎ分けられたほうが有利です。
姿は見えなくても、「ここにゴキブリが住んでいる!」
とわかるので、狙いを定められるからです。
ニオイの種類がわかると、今度はそのにおいが気になるようになります。
ゴキブリを退治するのに、早めのほうがいい理由のひとつは、一度繁殖してしまうと、ゴキブリのニオイが染み込んでしまって、なかなかとれなくなってしまうことです。
今回のテーマは、ゴキブリのニオイの原因と対処法についてです。
どんなにおいがするの?
ホコリっぽいような、油っぽいようなにおいです。
ゴキブリが出すフェロモンの匂いで、ゴキブリの多いところ、繁殖しているところで臭います。
それはきっと、何となくゴキブリがいそうだと思っているところのニオイでしょう。
どんなにおいか分からないな〜、という人は、ゴキブリが増えてしまったところニオイを注意して嗅いでみると、それがゴキブリのニオイです。
知らないほうが幸せ?
以前、私自身も「ゴキブリのニオイってよく分からないな〜」と思っていたのですが、
ちょっとゴキブリが増えてしまったところのニオイを嗅いだとき、これがゴキブリのニオイかとわかったと同時に、
これまでにも嗅いだことがあるということを思い出しました。
「あの時のニオイはゴキブリだったのか!」
という発見がありましたが、
あまり嬉しい気持ちにはなりませんでした。
そこにゴキブリがたくさんいる、あるいはいたことなんて知らずに過ごせたほうが幸せかもしれないですね。
ゴキブリ駆除をするにあたっては、ニオイは貴重な痕跡なので、
「発見したぞ〜!!」
という達成感があります。
ニオイがしたらすること
ゴキブリのニオイは強く、長く残りやすいですが、まずは掃除をして、その場所を拭きます。
乾拭きよりも、水拭き、さらに洗剤付きのほうが、より効果的です。普通の台所洗剤でOKです。
ニオイがするところは、もし現役のゴキブリの住処があれば、ゴキブリのフンや卵も一緒に落ちていることが多いです。
ゴキブリのフンからもニオイが出てくるので、フンを取り除いてきれいに拭くと、ニオイが和らぎます。
新しく、たまたま来たゴキブリのフンなどは、きれいに掃除すればすぐに臭わなくなります。
一方、長年ゴキブリが住んでいたところでは、一回や二回きれいに拭いたくらいでは、なかなかニオイが取れません。
はじめはニオイが消えたように感じるのですが、またぶり返してきます。
それでも、拭き掃除は無駄ではないので、根気強く掃除すると、徐々にニオイが薄くなります。
※ ゴキブリ予防の関連記事
キレイにした後も要注意
特に、長年ゴキブリが住んでいたところは、ゴキブリを駆除したあともニオイが残っています。
そのフェロモンのニオイに誘われて、またゴキブリが集まりやすくなっています。
それで、フンを掃除したり、住んでいたゴキブリを駆除したあとも、その場所に注意して、
ゴキブリがいないか?
フンや卵が落ちていないか?
定期的に確かめるようにしましょう。
※ ゴキブリの卵についての記事
まとめ
ゴキブリのニオイがあったら、早めにその周辺を掃除して、ゴキブリも退治してしまいましょう。
「ゴキブリがいるかあやしいから、気になるなー」
という場合には、ゴキブリホイホイを置いてゴキブリがかかるかどうかで、近くにゴキブリがいるかどうかがわかることもあります。
【ゴキブリホイホイ】
ゴキブリがどれくらい獲れたかが目に見えてわかるところが使いやすいと思いますが、巣ごと退治するのに向いているブラックキャップなどのグッズもあるので、状況に合わせて使い分けると良いと思います。
また、ゴキブリを見つけたときに、すばしこいゴキブリの動きを鈍らせて退治するのに、おすだけベープが役に立つことがあります。蚊よけ用ですが、ゴキブリにも使えました。
※ おすだけベープの関連記事
ゴキブリ対策グッズ
ゴキブリ専用の、ゴキブリワンプッシュという製品もあります。
ニオイはまたぶり返してくることがありますが、あきらめずにきれいにすれば和らぎます。
台所まわりなど、ゴキブリの好きな環境なので、定期的にゴキブリのニオイやフンや卵がないか注意していきましょうね!
ゴキブリのいそうなところには、ブラックキャップをおくのがおすすめです。
コメント