ゴキブリは、ハッカ油のにおいが苦手です。
このにおいを嗅ぐと、ゴキブリは近くにいたくなくなるようで、撃退できます。
ハッカ成分に殺虫効果はありませんが、ゴキブリを近づかせないようにすることができます。
殺虫剤をなるべく使わないようにゴキブリ対策をしたい場合に、ハッカ油はかなり実際的な方法ですね。
ナチュラル志向な人の中には、ハッカ油を使っている方も多いです。
強い薬剤を使わなくても、いつの間にかゴキブリが逃げて行き、寄りつかなくなると、いいですよね!
ハッカ油のにおい
ミントのようなにおいです。ツンとするような、涼しく感じます。
爽やかなにおいなので、目がシャキッとします。
強い原液を近づけると、涙がでてくるかもしれません。
眠たいときに目がさめるかもしれませんが、刺激が強いので、間違っても原液を目に入れないようにしましょう。
ちょっとタイガーバームのような、湿布のような香りです。
マスクにシュッとスプレーして、爽やかな香りにしたり、涼しさを感じるようにしたり、鼻をスーッと感じるようにしたりする使い方もできるようです。
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虫除け効果
ハッカ油は、蚊よけ効果があります。
また、タンスの衣類の虫除けに使う方法もあります。
色んな虫の嫌がるにおいのようです。
人間が嗅いだら、さわやかな感じがするので、いくらか多めにハッカ油を使っても、不快な感じは残りません。
かえってアロマテラピーのような、おしゃれな雰囲気がでます。
掃除の際に、ハッカ油を数滴たらした水を使うと、部屋にハッカ油のにおいが広がって、さわやかに感じるだけでなく、虫除け対策にもなります。
ハッカ油スプレー
(簡易バージョン)
スプレー容器に水を入れ、そこにハッカ油を5〜10滴ほど入れてよく混ぜてから使います。
(本格バージョン)
ハッカ油の油分と水の混ざりを良くするために、無水エタノール10ccにハッカ油5〜10滴を溶かしてから水90ccと混ぜるのも良い方法です。
同じ割合にすれば、作りたい量に調節できます。
無水エタノールは、ドラッグストアなどで入手できます。
【無水エタノール】
使い方
気になるところにスプレーします。
ゴキブリに出会ったときにも、ゴキブリに入り込んで欲しくない食器戸棚の隙間のほうなどにスプレーすると、そこを避けてくれます。
生ゴミの近くや、水回りなどのゴキブリの好きそうなところにスプレーしておくと、ゴキブリが寄って来にくくなります。
【スプレーボトル】
使ってみた結果
先日、ゴキブリが迷い込んで来ましたが、排水溝の中に潜り込んでしまいました。
これでは、手が届かないな、、、
とあきらめかけましたが、
ゴキブリのいる排水溝のところに、シュッシュッとスプレーして少しすると、
ゴキブリが出てきました!!
ここで、思いきってバシッと今回はスリッパで撃退しました。
(関連 : 正しいゴキブリのたたき方)
どこからゴキブリが出てくるかわかっていると、狙いやすいですね。
判定
◯
ゴキブリは、ハッカ油のにおいが嫌いで、その匂いのあるところから逃げていきます。
ただし、弱らせたり死んだりするような効果はないので、ハッカ油スプレーをかけただけでは死にません。
隠れたゴキブリを出て来させるのには、有効です。
おすだけベープをシュッとしたときのほうが、
ゴキブリが弱って出てくるので仕留めやすいです。
キッチンで、食べ物が置いてあるところで殺虫剤をまきたくない!
というときには、ハッカ油を試してみるといいでしょう。
実際のところ、おすだけベープも、ワンプッシュをする程度は、問題ないように思いますが、念のため、直接食べ物や食器にはかからないようにしています。
【キッチンのゴキブリ対策】
まとめ
ナチュラル派には、ハッカ油スプレーがおすすめです。
ゴキブリだけでなく、蚊やアリよけにも使えますよ。
【ハッカ油】
ハッカ油は、近所のドラッグストアにも売っています。「食品添加物」「ハッカ香料」とも書かれているように、ゼリーなどのデザートの香りづけや料理などにも入れることができるものです。
クエン酸や重曹などの近くに置いてあることも多いです。
ネット通販で購入することもできます。目安として、20ml入りで1,000円前後です。
【補足】
ゴキブリを直接あまり見ずに退治できる方法として、「ブラックキャップを置く」という方法もありますます。
こちらは、ゴキブリが好きなにおいでおびき寄せ、薬剤の入ったエサを食べたあと、巣に帰ってから薬剤が効いてくるという仕掛けになっています。ゴキブリが苦手な人にもおすすめの方法です。
(関連 : ブラックキャップ×ゴキブリ 効果はどのくらいか?)
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