台所は、家のなかでもとりわけゴキブリが出てきやすい場所ですね。また、出てきてほしくない場所でもあります。
ゴキブリは、噛んだり刺したりはしないものの、衛生害虫と呼ばれていて、病原菌を媒介する原因になります。飲食物に病原菌が付いたりして食中毒になったりしないように、対策が必要です。
また、一度派手にゴキブリが繁殖してしまうと、薬剤の効きがわるくなったり、駆除したあともゴキブリ特有の臭いが残ったりしやすくなります。難しくなる前に、できるだけ早めにゴキブリ対策をしておくと良いでしょう。
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今回は、とくにキッチン周りのゴキブリ対策についてまとめたいと思います。
夜寝る前に台所を片付けておこう
毎日のことですが、夜中に食べ物の残りや生ゴミにふたもせずに放置しないことです。
ゴキブリは夜行性なので、夜中の方が元気に活動します。とくに寝る前に食卓やキッチン周りの食べ物のにおいで引き寄せてしまわないようにしましょう。
また、夜中には人が眠ってしまっているので、ゴキブリが来たり、食べ物や生ゴミのところにいても現場で発見しにくいため、見つけたら追い払ったり叩くということもできないからです。
生ゴミの処理を工夫しよう
台所の中でも、とりわけニオイが出やすいのは生ゴミかもしれませんね。
三角コーナーなどに長く放置すると、コバエが発生したり、何となく部屋全体に生ゴミのにおいがするようになったりします。
生ゴミの臭いは、ゴキブリがエサを求めてやって来るきっかけになりやすいので、臭い対策はゴキブリ対策にもなります。
【生ゴミ対策】
・なるべくこまめにビニール袋に入れて袋を閉じてからフタのついたゴミ箱にいれるなどして、長時間そのまま放置しないようにしましょう。
・魚介類の生ゴミは、とりわけニオイが強いです。ビニール袋に入れて冷凍庫に保存し、ゴミ収集の日に出す前に冷凍庫から取り出して捨てると、臭いにくくなります。
・野菜の切屑などを肥料にするなどして、生ゴミを有効活用し、量を減らすこともできるかもしれませんね。
【生ゴミを保管する場所】
・蓋付きのゴミ箱
・冷凍庫
・ベランダなど
生ゴミを入れるのは、蓋つきのゴミ箱がおすすめです。臭いが広がるのを抑えることができるからです。
ゴキブリ対策と同時に、ハエなどが来るのを防ぐのにも役立ちますよ。
ゴミ収集の日に必ず出そう
生ゴミは、時間が経つと臭いが強くなります。蓋つきのゴミ箱に入れていたとしても、ゴミ収集日には必ず出すようにしたいですね。
また、ゴミ収集場所にゴミが散乱しないように、袋が破れていないか確認し、破れそうならば、袋を二重にしたり、袋の底に新聞紙やチラシなどを入れて丈夫にすることもできます。
自宅のすぐそばにあるゴミ収集場所をきれいに使うと、近所にゴキブリが集まってくることを防ぐ一手にもなりますよ。
じゃがいもと玉ねぎの保管場所に注意
ゴキブリは、ジャガイモや玉ねぎの匂いが大好きです。ゴキブリ団子の材料にも使われるほど、ゴキブリを引き寄せてしまいます。
常温で保存できる野菜ですが、我が家では冷蔵庫に入れてしまっています。
室内に置いておいてもゴキブリが出てこないなら、そのままでも良いかもしれませんが、ゴキブリをよく見かけるようになったら、ジャガイモや玉ねぎの保管場所を見直してみると良いかもしれません。
長期保存ができる食材なので、つい、そこにあることを忘れてしまうくらい長期間置いてあったり、しばらく見ていない間に傷んでしまったりして臭いがさらに強くなっていたりすることもあるので、注意が必要です。
(関連:玉ねぎやじゃがいもが腐ったにおいは強烈)
まとめ
台所のゴキブリ対策は、かなり重要です。夜中にゴキブリの気配を感じたくないですね。
生ゴミや、食べ残った料理や、食材としての玉ねぎやジャガイモを放置しないことで、ゴキブリを引き寄せてしまわないことにつながります。
また、食器棚と壁との隙間など、ホコリの溜まりやすい場所、シンク下などのゴキブリが隠れやすい場所をそうじすることで、ゴキブリを見つけて退治することもできます。
(関連;ゴキブリさんに出会える場所はどこ?)
ゴキブリの好きそうな場所に、ブラックキャップやコンバットなどの薬剤のしかけを置いておくのもおすすめです。
【ブラックキャップ】
薬剤入りのエサに誘い込んで退治するタイプの、ゴキブリ対策グッズです。時間差で効くタイプなので、巣まで帰ってから効くようになっています。
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