ゴキブリ対策として、ゴキブリホイホイを置いておくという方法も、広く親しまれています。
紙の箱を組み立て、中に入ってきたゴキブリを底面にある粘着シートで捕らえるという仕組みです。
ゴキブリを捕まえるという、基本の対策です。
捕まえたゴキブリが確認できるので、効果が分かりやすいことも特徴の一つですね。
今回は、ゴキブリホイホイの特徴と効果性について書きたいと思います。
確実にゴキブリを減らすことができる
実際に、ゴキブリホイホイを使ったことがある人はわかると思いますが、けっこうゴキブリを捕まえることができます。ちょっと見るのが怖いかもしれませんが、大きなクロゴキブリが引っかかっていたすると、「うまくいった」と思いますね。
ゴキブリは賢いですが、ゴキブリホイホイにもよくかかります。
それで、粘着シートに引っ付いてしまったゴキブリの数だけ、確実にゴキブリを減らすことができます。
粘着シートに脚を踏み入れてしまったゴキブリは、引き返したり、通り抜けたりすることはできません。
【ゴキブリホイホイ】
ゴキブリが近くにいるか知ることができる
もし家にゴキブリがいなければ、ゴキブリホイホイは空のままです。
しかし、もしゴキブリホイホイにゴキブリがいたら、「近くにゴキブリがいる」という証拠になります。
ゴキブリがいるかどうかのバロメーターの役割にもなってくれますね。
ゴキブリホイホイの弱点とは?
何にでも長所と短所があるものです。ゴキブリホイホイの場合の短所をいくつか上げてみたいと思います。
【ゴキブリホイホイの限界】
・ゴキブリを全滅させるのは難しい
・粘着シートにかかったゴキブリを見たくない(人もいる)
全滅させるのは難しい
ゴキブリホイホイが害になることはないですが、ゴキブリホイホイだけでゴキブリを全滅させるのは難しいことが多いです。
たまたま通りかかった1匹をゴキブリホイホイでキャッチできれば、ラッキーですが、多くの場合は、何匹もいたり、家のどこかに潜んでいるものもいて、すべてのゴキブリがゴキブリホイホイに入ってはくれません。
ブラックキャップやコンバットのように、薬剤を使って、巣ごとゴキブリを退治できたほうが、効果が大きいです。
【ブラックキャップ】
粘着シートについたゴキブリが苦手な人もいる
ゴキブリが家にいるなら、ゴキブリを全く見ずに退治するのは難しいものですが、ゴキブリホイホイにくっついたもののまだ触覚が動いている様子などを見るの苦手な人もいます。
【ブラックキャップの場合は?】
ブラックキャップやコンバットなどのゴキブリだんご式の対策では、いつの間にか薬剤を食べたゴキブリが巣に帰ってそこで息絶えるという方式なので、ちょっと分かりにくい場所にひっくり返ったゴキブリを見つけるというパターンが多いです。あるいは、家の外に出た後、息絶えて、姿を見ないまま終わるというパターンもあるかもしれません。
ゴキブリをみるのが苦手な人は、ブラックキャップなどの薬剤を仕掛けるタイプの方が良いのかもしれませんね。ただし、その場合でも、部屋の隅の方で、ゴキブリの死骸を見つけることは避けられないと思います。
ゴキブリホイホイは効果が見える
ブラックキャップな、エサに入った薬剤を食べて、巣に戻ってから死ぬというタイプだと、いつゴキブリが食べに来て、いつ死んだのかが分かりにくいこともあります。
ゴキブリの姿が見えないのは良いとしても、効果があったのかが見えないことが物足りなく感じるかもしれませんね。
ゴキブリホイホイの場合は、粘着シートにくっつくので、ゴキブリが退治できたのかが確実に分かります。
効果が分かりやすいのがゴキブリホイホイの特徴でもありますね。
まとめ
ゴキブリホイホイは、ゴキブリを捕らえて確実に減らしますし、近くにゴキブリがいるかを知るバロメーターとしても有効です。
ただし、家のゴキブリを全滅させるのは難しいことが多いです。
ゴキブリホイホイは無駄ではありませんが、ブラックキャップなどのエサで誘って薬剤を使う方式のほうが効果は大きいでしょう。
ゴキブリホイホイを使って、ゴキブリがいることがわかれば、ゴキブリダンゴ方式の、ブラックキャップやコンバットなども合わせて使うのがおすすめです。
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