ゴキブリは、食品衛生のことを考えると害虫で、駆除の対象でもあり、嫌われることのほうが多いですが、なかなかすごい特徴も持っています。
何がすごいかというと、過酷な環境下でも生きられる生命力や繁殖力のほか、敏感な聴力などがあります。
生き物として、高い能力があるのですが、ゴミのところに集まったりするので、衛生的に良くないので、害虫に指定されています。
家に住みつかれないように、気をつけてくださいね!
今回は、ゴキブリ のすごいところをまとめてみたいと思います。
飢餓に強い
ゴキブリは、少しばかりのエサ不足でも十分生きられる生命力の強さを持っています。
水は必要ですが、エサは石鹸カスくらいしかなくてもかなり長い間生きのびることができると言われています。
生ゴミのある台所以外の場所でもしっかり生きていくことができます。
繁殖力が強い
大量に繁殖し始めたら、勢いがついて駆除するのが難しくなります。
また、集団になってくると、ゴキブリ特有のにおいもするようになります。
(関連して、「ゴキブリのにおいは、なかなかとれない」の記事もどうぞ。)
一つの卵から、たくさんのゴキブリの幼虫が生まれてくるので、始めは数匹でたくさんに増える可能性があります。
(関連して、「ゴキブリが一匹いたら本当はもっとたくさんいるの?」、「ゴキブリの卵と幼虫がいたら早めに対策を!」の記事もどうぞ。)
特に、チャバネゴキブリは成虫になるのが早いため、増加のスピードも速くなります。
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順応性が高い
環境の変化にも、柔軟に対応できます。
冷蔵庫の裏や、段ボールの隙間、排水溝の中など、あらゆるところに住みつくことができてしまいます。
人間の住居の中にも、住みやすい場所を上手に見つけて自分の住処を作れるところは、さすがです。
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飛べる
時々忘れてしまいがちですが、ゴキブリには羽があり、飛ぶことができます。
窓から飛んで家の中に入ってくることもあります。また、人のいるほうに向かって飛んでくることを恐ろしく嫌う人もけっこう多いですね。
ゴキブリを追い詰めたときに、飛んで逃げられることも想定しておくと良いかもしれません。
実際には、飛ぶことが出来ても、ゴキブリはあまり飛ばないで、歩いたり走ったりすることが多いという印象です。
マンションなどの高い建物の上の方まで飛んでいくことはほとんどないですが、エレベーターに乗ってしまって上の階まで行ってしまう可能性があります。
(関連して、「マンションの上層階には虫が来ない?」の記事もどうぞ。)
アパートやマンションの上の方の階でも、一度ゴキブリが来てしまえば、部屋や台所にゴキブリが出たり繁殖したりすることもあり得るので、掃除などの対策はしておいた方が良いと思います。
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わずかな振動もとらえられるセンサー
ゴキブリを叩こうと思っても、よく狙わないと、逃げられます。
ゴキブリの触覚は、わずかな振動もとらえることができるほど敏感です。長い触覚を使って、音を検知しています。
視力よりも聴力の方が敏感なので、見えないはずの後ろから攻撃素方がむしろ上手に逃げることができたりします。
ゴキブリを叩くときには、正面から狙うほうがおすすめです。
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狭いところもすり抜けられる
ゴキブリは、狭い場所が好きです。
見つけたゴキブリが、ものすごく狭い隙間に入って逃げてしまうこともあります。
成虫のゴキブリでも、3mmほどの隙間をすり抜けられると言われています。
元々小ぶりな種類のチャバネゴキブリや、ゴキブリの幼虫などは、さらに狭い隙間でも通り抜けられます。
狭いところをすり抜けることが得意で、狭いところが好きなので、ゴキブリ対策用の薬剤の仕掛けは、わざと入口が狭くできています。
【ブラックキャップ】
仕掛けの内側に薬剤入りのエサが入っています。食べたあと、巣に戻ってから効き目が出てきます。
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動くなら前に進む(後ろに歩かずポジティブ)
基本的に、ゴキブリは前進します。
お互いに向き合って睨み合いになったとしても、後ろには下がりません。
まとめ
ゴキブリは、生命力や繁殖力が強く、またすばしこいなど、すごい特性がたくさんあります。
人間にとっては、ゴキブリが細菌を媒介するなど、衛生上良くないこと、また、見た目が苦手などで嫌われることが多いです。
ゴキブリの得意なこと、苦手なことなどの習性を知っていると、対策しやすくなります。
ゴキブリはすごいな、と思っても、家やキッチンでゴキブリゼロを目指しましょう!
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