冬になると、ゴキブリについて相談されることが少なくなります。
それは、ゴキブリは寒いのが苦手なので、寒い時期にはあまり姿を見せなるからですが、実際には全くいなくなるわけではありません。
冬の寒さを上手に越して、翌年の春夏にまた元気に動き始めるからです。
卵の状態で越冬するものもあれば、部屋の隅や冷蔵庫裏などの温かいところでじっと過ごすものもいます。
今回は、冬にするとよいゴキブリ対策についてまとめていきたいと思います。
冬のゴキブリはどこにいるか?
外は寒いので、暖かい家の中にいたいと思うゴキブリは多いです。
秋の時期には、家の中に入って来ようとするゴキブリが増える傾向があります。
※ 秋のゴキブリの記事
そして、ひそかに部屋の隅や冷蔵庫の裏などにいて冬を越すことがあります。
家の中のほうが温度が高いので、生き延びられるようです。家の中で走り回るゴキブリを見かけないとしても、隠れている可能性はありますよ。
卵で越冬する場合もある
また、黒ゴキブリの場合、この時期に備えて卵を産み、夏の時期に成虫となって元気に動きだすということもあります。
それで、冬のうちに、ゴキブリが増える原因となる卵を見つけて、取り除いておくと、夏の時期に困らずにすみます。
黒ゴキブリの寿命は、8ヶ月〜1年ほどと言われています。
チャバネゴキブリにくらべると、クロゴキブリは爆発的な殖え方はしませんが、卵を産んで冬を越すので、冬の時期に卵を放置しておくと、結局翌年もゴキブリが出てくることになります。
※ ゴキブリの卵についての記事
※ ゴキブリの種類についての記事
ゴキブリを見かけなくなっても、卵がどこかに隠れているかもしれません。
冬にも、よく掃除をして、気を配っておくと、春夏になってから違いが出てきます。
それで、夏だけでなく、年間を通してゴキブリ対策したほうが効果があります。
ゴキブリの卵も、黒くてツヤツヤしているので苦手な人は多いと思いますが、動くことはないので、見つけることができたら確実に取り除くことができますね。
動かそうと思ったら、わーッと小さいゴキが出てきた、
ということはほぼ起きませんので、虫が苦手な人も、怖がらずに卵を取り除いていきましょう。
よく見たときに、卵が破れていて、中がスカスカになっていたら、もう卵 がかえった跡です。見つけるのが遅かったようです。
冷蔵庫の裏で越冬するゴキブリもいる
冷蔵庫裏は、ゴキブリがかなり好きな場所です。
とくに冬場は寒いので、冷蔵庫の裏など、少しあたたかい場所に集まりやすい傾向があります。
裏側のモーターのところにチャバネゴキブリが入り込んでいた、なんてこともあるので、時々台所でゴキブリを見かけるなら、冷蔵庫周辺もあやしいです。
冷蔵庫や食器戸棚の裏など、隙間にはホコリがたまりやすいだけではなく、ゴキブリの卵も一緒に出てくる可能性があるので、冬の大掃除の時などに、一度しっかりチェックしておくといいかもしれませんね。
シンク下にじっとしていることもある
シンク下も、ゴキブリが出やすいです。
隠れるところがたくさんあって、住みやすい環境です。
シンク下の棚の下に敷いてある、シートなどの裏に隠れていないかチェックしてみましょう。
水もあるので、気に入りやすいようです。
冬の大掃除が効果的
ゴキブリの卵は、部屋の隅のほうにあることが多いので、冬の時期に一度は、いつもは手が届きにくい場所の掃除をしておくのがゴキブリ対策として効果的です。
とくに、冷蔵庫の裏や、シンク下などを中心にチェックする日を作ると、春夏に向けてのゴキブリ対策になります。
また、ゴキブリの予防には、ブラックキャップのようなグッズがおすすめです。においもないですし、置いておいても目立たないです。
【ブラックキャップ】
人が見ていない夜にも、ゴキブリが薬剤入りのエサを食べに来るので、ゴキブリを直接叩かなくても退治するのに向いています。
まとめ
夏場ほどゴキブリの姿を見ないとはいえ、冬場にもできるゴキブリ対策があります。
とくにゴキブリが冬を越せそうな冷蔵庫周りや、シンク下などを重点的に見てそうじをしておくと、かなり効果がありますよ!
また、ベランダの植木鉢の下なども要注意です。
※ ゴキブリ対策の関連記事
コメント