ゴキブリは、家に出てきてほしくない虫として嫌われています。
これまで、ゴキブリが嫌いという人に多く会ってきましたが、大好きだと言う人はほぼいませんでした。
ゴキブリとは言わずに、「ゴキ」とか「ゴキちゃん」「G(ジー)」などと、ニックネームまでつけているけれど、好きなわけではないのです。
今回は、どうしてゴキブリが嫌われているのか、原因を探ってみました。
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見た目
ゴキブリに出会った瞬間、とっさに
ギャーッ!!
と声が出てしまうことを考えると、何となく見た目からして怖いからという人が多いでしょう。
特に、大きく成長したクロゴキブリは、迫力があります。
長く立派にでている触覚がゆっくりと揺れているその姿は、
出たーー!!
と、思わず後ずさってしまいます。
ゴキブリ駆除をしていると、
よしよし、ここにいたか、
という感じで怖くはないのですが、
見慣れないと、怖いかもしれませんね。
もし夜に風呂場で見つけてしまったら、その日はお風呂に入れないかもしれません。
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出会いかた、ゴキブリの動き
例えば、カブトムシやクワガタの場合、
昆虫好きな人が、カブトムシを探しに行くときには、全く怖くありません。
そこにいそうだと予測をつけながら、探すからです。
ここにいるかな、とドキドキしながらその辺りをよく見て、見つけると、
ヤッターー!!いたっ!
と喜びの声が思わず出てきます。
もちろん、もともとカブトムシやクワガタのことを好きだという前提もありますが。。
ゴキブリの場合、来てほしくないところにいきなり姿を現わすのでびっくりします。
何もいないと思っているところに、突然動きのあるものが出てきたら、それは驚きますよね。
びっくりさせられるので、嫌いという人も多いです。
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病原菌を媒介するので
ゴキブリがキッチンに出てきてほしくないのは、細菌をゴキブリが運んできて、食中毒などの原因になることもあり、不衛生だからです。
ゴキブリの体は、菌が付着しやすい性質を持っています。
そこに現れるまでに歩いてきたり、すり抜けてきたところでいろんな菌を体じゅうにつけてきているので、キッチンという、これから人が食べるものがたくさんあるところで、病原菌を置いていかれると、危険です。
衛生的に良くないという意味で、ゴキブリは衛生害虫として位置づけられています。
というわけで、もしもゴキブリの見た目などが嫌いではなくても、キッチンや厨房にゴキブリを繁殖させてはいけないのです。
そこで生活している人の健康を守るために、
ゴキブリ対策は必須です。
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ゴキブリのにおいがある
ゴキブリは、増えてくるとフェロモンを出すので、独特のにおいがします。
姿が見えなくても、ゴキブリの巣があって住みついていると、臭いがして、嫌な気分になることがあります。
また、ゴキブリがいなくなってからも、しばらくはニオイが取れにくく、他のゴキブリを引き寄せやすくなってしまいます。
においが染みついてしまう前に、対策をしておきたいですね!
また、においは一度にすべて取るのは難しいですが、洗剤を使って掃除すると、徐々に薄まっていきますので、試してみてくださいね。
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すぐに増える
ゴキブリが一匹出てきただけでも、「ほかにもたくさん家にいるのかもしれない」と思うと、こわくなるものです。
他のところから侵入してきただけの場合もあるので、必ずしも一匹いたからといって100匹もいるわけではないのですが、心配させられてしまうので、嫌われるのも仕方がないように思います。
また、ゴキブリは、一度増えてしまうとものすごく繁殖力が強いので、バシッと叩いても、次の日もまた出会ったりしたら、「いい加減にしてほしい」という気持ちになるでしょう。
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まとめ
ゴキブリを観察してみると、頭がいいところもあり、憎めないところもありますが、家や特にキッチンには繁殖させてはいけない生き物です。
ときどき、どこからか迷い込んで来ることもありますが、繁殖させてしまわないように、ゴキブリの住みつきにくい環境作りをしていきたいですね。
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おすすめグッズゴキブリ対策におすすめなグッズをまとめました。 増殖してしまうと退治しにくくなるので、早めの対策がおすすめです。 ゴキブリ予防対策グッズ(おすすめ!) □ ブラックキャップ 使い方 : ゴキブリの出そうな部屋の隅などに置いておきます。薬剤入...
【ブラックキャップ】
台所や部屋の隅などに置いておくことで、ゴキブリを予防します。
夜の間に、仕掛けのなかにある薬剤の入ったエサを食べにくることもあり、ゴキブリの姿を見たり直接叩かなくても、対策できるところがポイントです。
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