ゴキブリを見つけた時に、「えっ、こんなところにいたの?」と驚かされることがありますね。
ゴキブリに慣れていないと、大抵はすぐに見つけにくいところに隠れているので、発見されてワサワサと出てくると、今まで気づかずに過ごしていたことにもショックを受けると思います。
狭い隙間に上手に隠れることができる習性を持っています。
ゴキブリ駆除の仕事をしていると、ゴキブリの好きそうな場所の見当がつくので、
「やはりそこにいましたね!」という感じになります。
どこにいるか予測できれば、だいぶ怖くなくなるかもしれませんね。
今回は、ゴキブリが隠れていそうな場所について書きたいと思います。
台所のシンク下にある隙間
ゴキブリが住みやすく、衛生上いてほしくないのは台所でしょう。
水や食べ物があり、隠れるところもたくさんあるので、彼らにとっての良い条件がそろってしまっています。
特に気をつけたいのが、シンク下の部分です。隅々までチェックすることは少ないため、なかなか気がつきにくいものです。
姿は見えなくても、ゴキブリのフンを見つけたり、ゴキブリのにおいがしたら、近くに隠れている可能性があります。
※ においの関連記事
彼らの痕跡を発見したら放置せず、シンク下の隙間をチェックしてみるといいですよ!
※ 台所の関連記事
食器棚の裏
性格が本来恥ずかしがり屋なので、ゴキブリたちは目立たないところに隠れます。
※ 性格についての記事
台所に近い食器戸棚の裏は、隠れるのにちょうど良い場所になってしまいます。
また、ゴキブリを見て、叩こうと思ったら逃げられて食器戸棚の裏に逃げ込まれることもあるでしょう。
また、最近、この辺りでゴキブリをよく見かけるな、と思ったら、食器戸棚の裏にいるかもしれません。
ゴキブリワンプッシュというスプレーを使うと、狭いところに逃げ込んだゴキブリにまで届いて、隠れていたところから出てきたり、薬剤によって弱ったり死んだりします。
ゴキブリを見たら効果的なグッズです。
(関連して、「ゴキブリ×ゴキブリワンプッシュ 使い方は?」の記事もどうぞ。)
弱ったゴキブリは、戸棚の裏や隙間に避難してから力尽きて死ぬこともあるので、家具の隙間の掃除を時々しておくと、ひっくり返ったゴキブリが近くにいるのを知らずにずっといるのを防ぐことができますよ。
※ 関連記事
冷蔵庫の裏
裏にモーターがあって意外と温かいので、冷蔵庫の裏はゴキブリの好きな場所です。
そして、人から見つけられにくい場所です。
※ 好きな場所についての記事
気がつかなかったけれど、冷蔵庫の裏にたくさんゴキブリが住んでいたとわかるとショックが大きいものです。
大抵、冷蔵庫の裏の狭い隙間に住みつくのは、チャバネゴキブリという小さめの種類です。個体は小さいですが、繁殖力が強く、増えやすいのが特徴です。
※ ゴキブリの種類についての記事
見つけたら、殺虫剤などで退治することになります。
冷蔵庫の裏に巣ができることは、頻繁に起きることではありませんが、「小さなゴキブリをよく見るな~」という時には要注意です。
じゃがいもや玉ねぎの保管場所
ゴキブリは、じゃがいもとタマネギが大好きです。このにおいに引き寄せられてやってくることがあります。
冷蔵庫ではなく、室内やベランダなどに保管している人も多いと思いますが、実はゴキブリが寄ってきやすいです。
室内に保存しておくとしても、こまめに管理して、ゴキブリが寄ってきている形跡がないか、巣を見ないか、フンが落ちていないか、チェックしておきましょう。
また、長期間食材を放置しないのも良い方法だと思います。
植木鉢の下
ベランダで彼らが隠れるのにちょうど良いのが、植木鉢の下です。程よく隙間と、水分や温かさがあるのでしょう。
植木鉢を持ち上げたら、チョロチョロっとゴキブリが出てきた、ということが起きます。
「外からゴキブリが来るな~」と思っていたら、案外自宅のベランダや庭にある植木鉢の下に住んでいたということもあるかもしれませんね。
家庭菜園やガーデニングを楽しみながら対策するには、時々植木鉢を移動させたりして、チェックできるかもしれません。
※ ベランダの関連記事
保管された段ボールの中
ダンボールは、荷物を衝撃から守るために、中に空洞があります。
それによって、保温効果があり、寒さを和らげることができるようになっています。
ゴキブリにとっては、冬の時期には、ダンボール内の隙間がちょうど良い家になってしまいます。温かく、ゴキブリが住みやすいと感じる幅の隙間があるからです。
それで、引越しや通販で買った商品の入っていた段ボールは、早めに資源回収などに出して、家に保管しておかないのがおすすめです。
ベランダや外に置いておくと、ゴキブリはが住むかもしれないだけでなく、雨や湿気でブヨブヨになったりして、傷みやすく、外観も悪くなります。
排水溝の入り口
ゴキブリはの出入りが多い別の場所は、排水溝の入り口です。
排水溝の蓋は、大抵格子状になっていて、ふさがれていますが、ゴキブリはこの程度の隙間は簡単に通れてしまいます。
※ 隙間についての記事
「こんなところから出てきた!」と驚くことになります。
ドアや窓を閉めているのに、どこからゴキブリはが入ってきたのかな?という時には、入る以降の入り口から出入りしている可能性があります。
もし、塞げれるのであれば、隙間をなくすと対策ができます。
また、出入り口の近くにブラックキャップなどの仕掛けを置いておくと、ゴキブリが通りやすいので、効果的です。
(関連して、「ブラックキャップ×ゴキブリ 効果はどのくらいか?」の記事もどうぞ。)
洗濯機の内側
洗濯槽は、常に洗剤が溶けた水が入ったり出たりしているので、とても清潔に見えるのですが、洗濯機の内側の入り組んだところなどに潜んでいることがあります。
洗濯槽のクリーニングで念入りに掃除した時に、ゴキブリがひょこっと出てきてびっくりしました。
清潔そうな場所でも、ゴキブリが隠れやすい要素がある場合もあります。
洗濯機もよくお手入れしておくと良いですね。
エアコンの内側
エアコンの内側にゴキブリはが入り込んでしまうこともあります。
「この近くでよくゴキブリを見るな~」という時には、ひょっとしたらエアコンの中かもしれないと思うと、早めに発見できますね。
こまめにエアコンフィルターの掃除をしていると、ゴキブリが入っているか見つけやすいです。
まとめ
すでにみなさんも気をつけておられるポイントも多かったと思います。
ゴキブリは、狭い隙間も通り抜けてしまえるので、ゴキブリの好きそうな隙間に注目すると、効率よく対策ができると思います。
※ ゴキブリ対策についての記事
コメント