ゴキブリさんは、温かいところが好きなので、北海道地域にはほとんど生息していないと言われています。
実際に北海道出身の友人の話によると、北海道に住んでいるときにはゴキブリというものを見たことがなかったそうです。
ゴキブリさんを見たことがない人は、一度本物を見てみたいと思うかもしれませんね。
実際には、できればゴキブリさんには会いたくないと思っている人のほうが多いでしょう。
(関連して、「ゴキブリが嫌われる理由は?」の記事もどうぞ。)
今回は、暑い地域に生息しているゴキブリについて書きたいと思います。
東南アジアのゴキブリ
「暑い地域にいる昆虫やゴキブリは大きい」
と昔から聞いたことがありましたので、東南アジアへ旅行に行ったときに、観光をしながら実はゴキブリさんの姿を探していました。
すごく大きいと聞いていました。
床、ドアの隙間、壁の端、部屋の隅、棚やソファのしたの薄暗いところなどに注目しました。
すぐには見つかりません。
でも、滞在一週間以内で、ホテルの近くで外を走っているゴキブリさんに会いました!
大きい種類です。
日本にはいない種類のワモンゴキブリと言うそうです。
大きさは、体の本体が5センチ、触覚を入れて7-10センチくらいありました。
体が大きいので迫力があり、ゴキブリさんのことが本当に苦手な人はきっと後ずさりしてしまうでしょう。ちょっとやそこら叩かれても、スルリと抜けて生き延びるくらいの強さがあります。
確かに、東南アジアのゴキブリは大きかったです。
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ゴキブリの天敵もいる
ゴキブリがいるなら、ゴキブリの天敵も存在します。
タカアシグモは、大きなゴキブリでも食べてしまうそうです。タカアシグモは人間を噛んだりしないので、家に出てきても、そのままにしておいて大丈夫です。
タカアシグモの成虫は相当大きい(足の長さを合わせると7〜10センチにもなる)ので、出てくるとびっくりはすると思います。
ひそかにゴキブリを退治してくれているはずです。日本でも生息しています。
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タカアシグモは、暖かい地域に多いので、日本で見る機会は少ないかもしれませんね。
その他、身近なところにも、いくらかゴキブリの天敵はいますよ。
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ヤモリvsゴキブリ 戦っているところは見たことがないけれど、どちらが強い?
小さい種類のゴキブリもいる
実は東南アジアのゴキブリさんがすべて大きいということもありません。小さい種類のゴキブリさんもいます。
1センチ未満のゴキブリです。色もうすくて、ときどき白っぽいです。
実はこのような小さい種類のゴキブリさんのほうが繁殖力が強く、卵を産んで増えるペースが早い傾向にあります。
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見た目は、それほど迫力がありませんが、家で増えてしまうとなかなかいなくなってもらえず苦労するようです。
大きいゴキブリさんほどのインパクトがなく、あまり皆が警戒していないところからすると、実はけっこう彼らは要領がいいですよね。
まとめ
大きくて強そうなゴキブリさん一匹の場合と、見た目はあまりこわくない小さいゴキブリさんがたくさんいる場合。
パッと見てびっくりして心臓に悪そうなのは大きいほうですが、見た目はやさしい小さいゴキブリさんのほうが本当は強いかもしれませんね。
夏の前後はゴキブリさんの元気な時期なので、苦手な方はどうぞゴキブリさんの好きな食べ物のゴミなどが床に残っていないように気をつけてくださいね〜。
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