ゴキブリが苦手だという理由で、「飛んでくるから」ということを時々聞きます。
家で発見するとき、大抵ゴキブリは立ち止って触覚を揺らしているか、サササッと歩いていることが多いかもしれませんが、にらめっこしているうちに、こちらの方に向かって飛んできた、というエピソードを聞くことがあります。
(関連:ゴキブリが嫌われる理由は?)
攻撃は最大の防御、といったら良いのか、ゴキブリが向かってくると、こちらの方もひるんでしまいますね。ゴキブリの作戦は成功しているように見えますね。実際には、攻撃のつもりで飛んでいるわけではないようです。
今回は、ゴキブリが飛ぶことについて書きたいと思います。
夏の夜に飛びやすい
ゴキブリは暗いところを好む習性があり、飛ぶときも暗いところを好みます。
また、気温が高い季節のほうが飛ぶようです。
総合すると、ゴキブリは夏の夜に飛びやすいと言えます。
私自身、夏の夜にベランダから飛んでゴキブリが入ってきたのを見たことがあります。初めて飛んでいるゴキブリを見たので、最初はゴキブリだと思いませんでした。
(関連:ゴキブリは夜行性ー夜になって動き出す)
高くや遠くにまでは飛べない
ゴキブリが飛べる範囲は、高さ5mくらいまでと言われています。
建物でいうと、2階くらいまでです。
3階以上でも、壁や階段を伝って歩いてきたり、エレベーターに乗って上の階に行くことができるので、ゴキブリが来る可能性はあります。
(関連:マンションの上層階には虫が来ない?)
ベランダから入って来る可能性もあるので、窓を開けておくとき網戸にしておいたほうが良いかもしれませんね。
(関連:ベランダのゴキブリ対策)
上から下に滑空してくるような飛び方
木に登った後、滑空して降りてくるなどのように、少し高いところから滑空するようにして飛ぶことが多いです。
壁の上のほうまで追い詰めたら、逃げるために斜め下に降りたつもりが、人のほうに向かってきてしまったりします。
遠くに行くために飛んだり、飛びながら自在に方向を変えたりは出来ないようです。
ゴキブリは人に向かって飛んでくるの?
ゴキブリは、人に向かって飛んでくることがけっこう多いようです。
理由として、飛ぶのが得意ではないので、人の高さに着地するとちょうど良さそうだから、という説を読んだことがあります。
また、飛んでいる途中で方向を変えることができないようなので、「あ、しまった。」とゴキブリが思っても、飛び始めたら人のいる方向に行くしかなくなるときもあります。
とっさにしゃがむと、余計ゴキブリが止まりやすい高さになるので、立ったままの姿勢で遠ざかるようにして対応してみましょう。
ゴキブリが苦手な人がとくに嫌がるのが、ゴキブリが飛んできた、という状況な気がします。
ゴキブリの飛び方の特徴が、ゴキブリ嫌いを増やしている気もします。
家で飛んでくるのを見るのは、クロゴキブリが多いです。
(関連:ゴキブリにはどんな種類があるの?)
まとめ
ゴキブリは、飛ぶのが上手ではないので、人に向かってくるようにして飛んでくることがあります。
きゃーっとしゃがんで頭に止まられたりしないよう、立ったままの状態で遠くによけるほうが良さそうです。
早めに仕留めて、ゴキブリが家に住み着いてしまわないように対策しましょう。
【ゴキブリワンプッシュ】
【ゴキブリホイホイ】
ゴキブリを誘引して捕獲する方法で対策します。
※関連記事
コメント