暗くて狭いところにも入り込むことができるゴキブリさんたちですが、一体どれくらいの隙間を通ることができるのでしょうか?
一般に、3mmあれば、ほとんどのゴキブリが侵入することができてしまうのです!
大きなゴキブリさんは、例えば体長が4センチくらいあっても、床からの高さで考えると、ほんの数ミリしかありません。
そこをスルスルっとすり抜けることができる、体の構造になっているんです。
3mmの隙間なんて、そこら中にありますから、ゴキブリさんたちがいろんなところに侵入できてしまうのも納得できますね。
今回は、ゴキブリの通れる隙間について書きたいと思います。
通れる隙間は思ったよりも狭い
3ミリの隙間をふさぐのは意外と難しいです。
普通のゴキブリで3ミリを通れるならば、小さめの種類であるチャバネゴキブリや、チャバネゴキブリの子供たちだったら、もっと狭い幅でも通れてしまうということになります。
1ミリ、2ミリの隙間なんて、「隙間があったかな?」と気がつかないくらいの幅でしかありません。
もう密閉させるくらいのつもりでいくとちょうど良いのかもしれません。
排水溝の隙間
排水溝には、穴の空いたフタが付いていることが多いですが、こういったちょっと大きめの穴くらいでは通り抜けることができてしまいます。
こんな狭い隙間からは出てこないだろうと安心しているところから、ひょっこりとゴキチャンが出てきたら、「ギャー!」と言われてしまっても仕方がないと思います。
こういった排水溝の蓋の隙間くらいは簡単に通れてしまうので、ネットくらいの細かさでないと、防ぐのは難しいかもしれません。
水回りにある、ほんのわずかな隙間から出入りしてしまうので、念入りに隙間を見つける必要がありますね!
ドアの隙間
最近では、機密性の良いサッシやドアが増えているので、ドアの隙間から侵入するゴキブリのは少なくなってきているようです。
とはいえ、よく見ると、ドアや窓に隙間があれば、そこから入ってくることがあるかもしれません。
全てふさぐのは難しい
ドアを開けた時に一緒にゴキブリが入ってきたり、カバンなどに入り込んでいて、部屋の中まで連れてきてしまうことも起こります。
それで、全く一匹も侵入させないのは難しいと思います。
たとえゴキブリが不意に入ってきてしまっても、すぐに退治したり、居心地が悪く住みにくいと感じてもらうならば、家で増殖されるのを防げますね。
ゴキブリが出てきたときに確実に叩き、日頃からポイントを押さえてそうじしていると、かなり違ってきますよ。
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冷蔵庫の裏
チャバネゴキブリは、5ミリくらいの幅の環境が好きなようで、そこに住みついてしまうことがあります。
わざわざ狭いところを好むので、非常に遠慮っぽいような気もしないでもないですが、それも、恥ずかしがり屋で夜行性で暗いところを好む性質によるものなのでしょう。
冷蔵庫の裏などを家にしてしまうことがあるのです。
時々、こういった隙間をチェックして、ゴキブリさんが住んでいないか見ておくといいと思います。
隙間対策
ゴキブリさんの好きな場所は、人の目につきにくい、わかりにくい場所が多いです。
それで、目で確認しようと思っても限界がありますので、ゴキブリのフンや匂いなど、いろんな状況を見ながら、対策していきましょう。
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また、隙間には、ブラックキャップのようなゴキブリ駆除薬を仕掛けておくと、効果が期待できますよ!
【ブラックキャップ 普通版】
まとめ
ゴキブリさんは、3ミリくらいの隙間があると通り抜けることができます。
ゴキブリの体の表面がつるっとしているので、狭いところをを通るのに適しているからでもあります。
侵入経路をふさぐなら徹底的にふさぎ、入ってきてしまったゴキさんには、ブラックキャップなどのトラップがあると、ある程度は予防できるのではないかと思います。
薬剤入りのエサを食べてから巣に戻ってもらう仕掛けになっています。
【ブラックキャップ 隙間用】
ゴキブリさんが大量に繁殖してしまうと、駆除が難しくなってきますので、困ったときは駆除のプロに相談してみるといいと思います。
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